2008年4月アーカイブ

◆マンネリからの脱出

前回に引き続き、今回も作曲講座からの引用になりますが、
今回は、曲作りをする上で誰もが気に掛かる、「マンネリ」のお話し。

作る曲作る曲、どうも同じような曲になってしまうという悩みを持ったことはありませんか?

実は以前、メルマガ読者の方から
「どうすれば、マンネリから脱出出来ますか?」という質問を頂いた事があるんです。

その時に答えた内容を、作曲講座の中でも紹介したのですが
こちらでもシェアします。

以下が抜粋になります。


今日メルマガの読者の方から

「作る曲がどうしてマンネリです、どうすればマンネリから脱出できますか?」

という質問のメールをいただきました。


そこで、ここでも関係ある話なんで、僕が返答したメールの内容を紹介しておきます。

以下メールの抜粋です。

「マンネリからの脱出ですか。
これは、ある意味ミュージシャンの永遠のテーマですね(笑)
僕自身もやはり悩むところでもあります。

ハードロックとコアを足したような音楽を作られているという事ですが、
すいません、僕自身がコアというものを理解していないために(汗)、
そういったジャンルに関わらずと言う視点でのお話をさせていただきますね。

Kさんがどんな方法で作曲をされているか判らない無いんですが、
「ここ一年やっと単音のメロディーを上乗せしたりと幅が出て来たかなと思ってますが」

の言葉からするとコード進行やリフを考えてからメロディーを乗せると言うやり方でしょうか?

ギターで曲を作っている?のかなという気がしましたが、どうでしょうか。
マンネリ打破する一番手っ取り早い方法は、作る楽器を変えてみる、という方法があります。

ギターリストなら鍵盤で作ってみる。もしくはベースフレーズから作ってみる。
という感じですね。
楽器が変わると驚くほどできる曲は変わります。
これが一番手っ取り早い方法ですね。

もしくは作る順番を変えてみる。
まず、リズムから考え、その次にベースを考える。
その上でギターやキーボードなどの上物を考える、
これは僕の作曲法ですが、この方法確かにバリエーションを作りやすいです。

マンネリの問題とある意味近い問題でもあるんですが
個性をどう考えるか、どう個性を作るか、
というミュージシャンにとっては重大なことがありますが、
自分にとってのスタイル、自分にとっての個性がはっきりとしていたら
それは少々マンネリでもかまわない、という事にもなるんですが

僕はその自分にとってのスタイルを、上記のリズムから考えるという方法で得ました。


実は僕の曲、ドラムが入っていないものが多いんです。
パーカッションしか入れていないものが多い。
それは最初に決めたパーカッションの音を大事にしたいからでもあるんですが
そういったアレンジが自分らしさを作り、マンネリも回避してくれていると思います。


そう考えると僕個人の一番のマンネリの回避方法はアレンジに尽きる、
ということかもしれません

僕は曲のアレンジを考えているときが作曲の行程の中で一番好きなんですが
アレンジでマンネリにならないように自然に注意していると思います。

で、それはやはりいろんな曲をコピーしたりしていた経験が役立っていると思うのです。


それと、僕はギターリストからシンガーに転向したこともあり、
20歳ころの時とだいぶ音楽の嗜好が変わりました。いろんな音楽を聴く、
というのが何よりの解決法かもしれませんね。

>もし参考になるような曲の展開がうまいバンドがあるなら教えてもらえませんか?

これは難しいですね(汗)
ちょっとたくさんありすぎるような気がしますが(笑)
例えばアレンジやコード進行なんていう面で考えたらビートルズは抜きに出来ないでしょうし。
僕は決してビートルズ世代ではありませんが
(ある意味、今の若い人たちよりビートルズを一番聞いていない世代です。)
それでもアレンジ、コード進行の面でこれほど参考になるバンドはないでしょう。特に中期以降で。

普段からジャンルに拘らずラジオや有線などで流れる音で、「お!かっこいい!」と感じる音には
常に敏感にしておく、そういうことも大事です。

それと、アレンジに凝るのではなく逆に、とにかくシンプルになるように心がけています。
自宅で作業していると必ずと言っていいほど、オーバーアレンジというか
音を過剰に増やしてしまう傾向になりますので、音は極力減らす、
実はコード進行に関しても極力シンプルにする、それが僕の考え方です。


その後、この読者の方から返事を頂き、更に思いついたことがありましたので
付け加えてお返事させていただきました。


「曲を作るときのきっかけをどこから得るか?ということも重要だと思います。
曲を思いつくためのきっかけ、触媒と言ってもいいと思いますが
僕はその触媒を音から得ることが多いんです。

楽器の音、フレーズ、他人が作った曲、こういったものにインスパイアされます。
また、音に限らず、素晴らしい景色や体験、悲しみや喜びなどの感情、
いい映画や本、小説などからの感動、

とにかく曲を作るためにはなんらかの触媒が必要で、それによって出来上がるものが違うと考えます。

ちなみに他人の曲を触媒にするときには、アレンジやコード進行等をまねるのではなく

その曲のイメージにインスパイアされたりするわけで、出来上がったものはまったく違うものに
なるわけですが。

だから何から刺激を受けるか、何にインスパイアされるか、何を触媒にするかでも
マンネリからの脱却につながります。

先ほどリズムから作ることが多いといったのはリズムのビート感にインスパイアされるからなんです。

だから例えばですが、お気に入りの映画に自分がテーマ曲をつけるならどんな曲になるだろうか?とか
好きな小説にBGMをつけるとしたらどんなものになるだろうか?とか、素晴らしい絵や景色、
これに音をつけるとどんなものになるだろうか?とか、

触媒になりえるものを色々変えて試してみてはいかがでしょうか?


と、ここまでです。

結構長くなってしまいましたね(笑)

このお話は、実はマンネリということだけでなく
「オリジナリティ」を創り出す、
ということにも、大きく関係します。

特にアマチュアの創る音楽というのは、
「誰々風」とか言われがちですし、
作る曲が憧れのミュージシャンに酷似してしまうケースも少なくありません。

個性、オリジナリティ、それを創り出すイメージ力。

自分なりの持ち味を創り、そして磨く。

その上でもこのお話しは参考になるんじゃないでしょうか。

読者様とのメールのやりとりももっと紹介したいと思いながら、
その時に書きたいことがあると、つい紹介が遅れそのままになってしまうことが多いです(汗)

これからはもっと紹介していきますね。

◆コードの話、基礎の基礎

昨年、ちょっと思いつきでもあったんですが(汗)
有志の方々とGreeのコミュニティ内で作曲講座というものを始めてみました。

ただせっかく手を挙げていただいた方には申し訳なかったのですが、
諸々の事情で、続けられず、非常に中途半端なものとなってしまいました。

いつか、形を変え、もっとプランを練って、作曲講座をまたやりたいとは考えています。

ただ当時、コミュニティ内で僕がいくつか書き起こしたものがあり、
まだ途中でもあったんですが、せっかくですからここでもシュアしておこうと思います。


今日は、「コード」の話しです。

難しくない、「コード」の話し、基礎の基礎編です。

楽器をやっている方には当たり前の話しですからスルーしてくださいね(笑)


それでは、以下がコミュニティからの抜粋となります。


「コードの話し、基礎の基礎編。

今回、参加された方の中で楽器をされない方もおられるので
一応、コードの基礎の話しをしておこうかと思います。

と言っても、僕自身音楽理論は判んないんで、
理論以前の簡単なお話です。

コードとか和音って聞くとなんか難しく考えちゃう人もいるかもしれませんので、
実はコードの仕組みは本当に簡単なんだ、ということを知ってもらうためにアップします。

コードってたくさんの種類があるように感じますが、
シンプルに大まかに考えると2種類に分けられます。

マイナーコードとメジャーコード、この2種類です。

マイナーであるかメジャーであるかでコードの属性が変わるのですが、
その実際の音の違いは、ひとつの音が半音高いか、低いか、の違いしかありません。

例えば、「C」のコード。
「ド、ミ、ソ」で成り立っていますよね。音名を英語表示にすると「C、E、G」の3つの音で成り立っています。

Cという音を基点として3度上のE、5度上のGを重ねると
「C(Cメジャー)」というコードになります。

3度のEが半音下がると「Cm(Cマイナー)」となります。

マイナーかメジャーかの違いは3度の音だけです。
5度の音は一緒なんです。

でも、3度とか5度とか言うとなんか判りにくくなったりしませんか?

例えばCとかならすぐ判るかもしれませんが、
B♭の短3度、5度上の音を拾って、B♭mのコードを作るとかいうと、ちょっとわかり難くなりますね?


だからそういう時は半音の数で考えます。

メジャーコードの場合、
基点の音から半音で4つ上の音と、7つ上の音(もしくは2番目の音から半音で3つ上の音)

マイナーコードの場合
基点の音から半音で3つ上の音と、7つ上の音(もしくは2番目の音から半音で4つ上の音)

これでコードが作れます。
例えば鍵盤に向かって、鍵盤の音の場所がわからなくても、
基点の音から4つ上、更に3つ上と音を重ねるとメジャーコードになっているわけです。

この考え方がコードの基本になります。


コードというものをまったく知らなくても、
半音を必要な数積み重ねれば自然とコードになる、というのはわかっていただけましたでしょうか?

更に、話を進めると、
コードというのは3つの音が集まりひとつのコードを形成しています。
この3つの音でコードの役割を既に成しているんですが、
そこにもうひとつ音を加えることによって、微妙な雰囲気を醸し出します。

この4つ目の音をテンションコードと呼び、通常7度や9度などの音が付け加えられます。

ひとつ音がプラスされるのでコードの後ろにプラスした音を付け加えて表記します。

例えば、「C7(Cセブン)」というと、
ド、ミ、ソ、のCコードに7度(短7度)半音で10個上の音を加えたもの
「Cmaj7(Cメジャーセブンス」というと
ド、ミ、ソ、のCコードに7度(長7度)半音で11個上の音を加えたものとなります。


ただし、というか当然テンションコードは元のコードの性格を大きく変えるものではありません。

料理で言えば、抜群の隠し味、的なもの、
もしくは絶妙なソース、的なものです。
(料理はソースが命だ、という考え方もありますが(笑))

だからあんまり最初から拘ることも無いと思うんですけどね。

余談ですが、ロックギターの表現のひとつでパワーコードというものがあります。

これは、コードの調性を決める3度の音をひかずに、ルート(基音)と5度の音しか鳴らさない奏法なんですが。
(CのコードならCとGの音しか鳴らさないんです。)

これだと、コードがマイナーとかメジャーとか考えずに弾けてしまうんですね。
ただし、パワーコードばかり弾いているギターリストはコードの調性に疎い気がします。

まあコードはある程度ルールを知っていれば自由に作ることが出来ます。

結局は響きとしておかしくなければなんでもありでもあるんですが。

以前メルマガにも書きましたが、自分が好きな曲、
自分がかっこいいと思う曲はどんどんコードをコピーしておくと、
たとえ理論は良く知らなくても、コードというものを音で理解することが出来ます。

そういう意味でもコピーするのはお勧めですね。」


と、ここまでです。


楽器をやっている方には当たり前の話しなんですが、
それでも、コードに苦手意識を持っている方も多いです。
そこで、まず基礎的なお話しをさせていただきました。

本当は響きさえおかしくなければ、コードはもっと自由に考えて欲しいのですが。

それと、ここではあえて、テンションコードを隠し味的なものとしてお話ししていますが、
曲を作る上で、特にギターリストはこのテンションコードばかり、追いかけるような風潮があります。

いい響きのコードを見つけると、あたかも名曲が出来たかのような錯覚を起こしてしまうのです。

でも、いくらいい響きのコードを見つけても、
そこに乗るメロディやアレンジがいいものでなければ、魅力は半減します。
そして、そんなケースが非常に多いと僕は感じています。

それなら、まずは複雑なコードに拘らずに(というかそこに逃げずに)
シンプルなコードで曲を作っていく、その方がいいと思います。

しばらくは、曲作りのお話しを続けていきますね。

PS

前回だったか、DTMのお話しで、新しいキーボードを買った話しをしたと思うのですが
そのキーボード、かなり使えます。

現在、僕の頭はちょっとだけ作曲モード(苦笑)

今月中に、今作っているサイトを作り上げたら、
作曲モードに全開で突入します(笑)

久々ですね?、この感じ。

ということで、少し作曲ネタが続くと思いますが、よろしくお願いいたします。


PPS

今作っているサイトは、携帯サイトなんですが、
それと別に、日記ブログ作ります。

久しぶりに無料ブログ、Blooger使おうかと考えています。

そこでは、何でも好きな事書きます。

出来上がったら報告しますので、
ぜひぜひコメントを書き込んでくださいませ(笑)

◆音源制作のあれこれ

今年の初めに立てた目標の中で「音源制作」というものがあります。

久しく、楽曲を作ってないんですよ。
ここ1年でやったことと言えば、他人の曲のアレンジと、音声配信用のBGMを作っただけ。

だから今年こそ自分の音源を、しかも出来ればアルバムとして制作したい。
そういう目標を年初に立てました。

今まで公開していた音源も仮歌のテイクのままでしたので、
(僕は基本的に、曲もアレンジも詞も、同時に考えるんで、
忘れないように仮に録音したテイクのまま公開していました(汗))
アレンジも歌の録音も全てやり直し、更に新曲も7曲ぐらい加えてアルバム作りたい、
そう考えています。


で、そのために今月から動き出すつもりで、久しぶりにネットでDTMの情報をあさっていたら、
いや、ハードもソフトもずいぶんと新しいのが出てきていますね!

特にギター関連の音源がもの凄いことになっている。

僕は、ギターに関してはかなり拘りがあるため、
逆に今まで自分の曲でギターをほとんど入れていませんでした。

打ち込みで、ギターらしさを表現するのはかなりのスキルと、環境(機材、ソフト等)が必要だったし、
それほど手間をかけても、効果の程は「?」だったんです。

だから、ほとんどギターを入れないアレンジをして、
それがいい形で僕らしさを作る要因になっていたと思います。

でも、最近ではずいぶんといいものが出てきているようですね。

で、ギター音源を買おうかななんて思いながら、
更にネットを徘徊していたら、ちょっと良さげなものを見つけ、思わず買ってしまいました!

それはこれ(アフィリリンクじゃありませんよ(笑))

http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/cmp/kx/

ヤマハのキーボードですね。

レビューはこちらを参考に
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080225/dal315.htm

DTM等の入力用のキーボードなんですが、付属のソフトが中々凄いんです。
もちろん入力用のキーボードは持っていたんですがね(汗)

付属のソフトと、シーケンサー(作曲ソフト)のコントロールしやすさで、ついつい・・・。
まあ、制作環境が変われば、制作意欲もかなり違ってくるだろうと言うことで(笑)

またこのキーボード、これからDTMを始めるという人には、とてもいい選択肢だと思います。
これとオーディオインターフェースがあれば、とりあえずかなりの所まで音源を作り込めるでしょう。


そこで、今日はDTMを含め音源制作のスタイルというか
音源制作をするためになにが必要か?というお話しをしようと思います。


◆音源制作のスタイル

まあ、スタイルというほどたいしたお話しではなく(汗)
特にこれから、自分の音源を制作したい、という初心者の方に向けてのお話しです。

一応ワンポイントアドバイスも付けておきました。

最近では「初音ミク」なんてものが随分と流行っているようで、
あんなこともやってみたい、なんて人も多いと思います。
(僕自身は、自分で歌えばいいのにと思いますが(汗))

また逆に、プロのエンジニアを雇ってレコーディング、
なんていうのも中々手が出ないでしょうから、あくまでも手の届く範囲のお話しです。

ただ、パソコンの普及のおかげで、今の時代本当に多くのことが自宅で出来るようになりました。
また、僕のように楽器が出来なくなった身にとってDTMはまさに自分のためにあるようなもの、
と、思えるぐらいありがたいものです(笑)

音源を作る、ということも決して大変なことではないんで、
ぜひまだやったことがないという方は、チャレンジしてみてください。


●ループ主体の音源制作

このループ主体の音源制作、今では結構主流かもしれません。
DJ等のリミックス音源を作りたい人だけではなく、普通の楽曲制作でもかなりのことが出来ます。

ちなみにループというのは短いフレーズ(1小節以下ぐらい)を繰り返し鳴らすこと。

各パート毎のループねたをトラック上に並べ曲にしていくというやりかた。

MacのガレージバンドやAcid、この辺のソフトがそういうスタイルですね。

今まで作曲なんかしたことがない、という人はぜひこのあたりから入ってみてください。
ソフトを購入すると、だいたいが初めから数多くのループねたが付属されていて、
ただそれを適当に並べるだけでも曲らしいものが簡単に作れます。

意外なループに、別の意外なループを重ねると、思っても見なかったような曲になったりして、
アレンジのコツ、というか、イメージを養うのにもいいです。

その、ループを並べたトラックの上に、自分で作ったメロディを歌や楽器でのせるだけで
オリジナル曲の完成、と言えるようなものが作れてしまいます。

ただし、このループねた主体の音源制作ですが、欠点がひとつあり、
それは、「自分らしさ」を作ることが難しいということ。

どうしても、「ループの個性」に引きずられてしまうんです。

それと、複雑なコード進行を使いたい人や、
メロディから曲を作るという人にはあまり向いていないということ。


でも、本当に音楽ソフトを初めていじる、作曲をどうやってしていいか判らない、
そんな方はぜひこの辺からやってみてはいかがでしょうか?

ワンポイントアドバイスとしては、

このループ主体の楽曲制作の場合、あまりにも簡単にネタを加えていけるんで、
オーバーアレンジになりがちです。
だから、ちょっとシンプルに、少し足りないかなあ?ぐらいのアレンジのの方が
結果的にいいものになりやすいです。

それと、先ほど「ループの個性に引きずられる」と言いましたが、
回避策として、どのパートを自分のフレーズにするか?
ということが重要になります。

ギター1本だけ自分のフレーズ、歌だけ自分、
これだと凄く借り物の雰囲気になってしまうんで、そのへん気をつけてみてください。


参考によく使われるソフトをリンクしておきます。

GarageBand
http://www.apple.com/jp/getamac/tunes.html

ACID MUSIC STUDIO 7
http://www.hookup.co.jp/software/acidmusic/index.html

Ableton Live
http://www.h-resolution.com/ableton/index.html

SEQUEL
http://www.distribution-steinberg.jp/products/sequel/

MIXTURE
http://www.ssw.co.jp/products/mixture/index.html


この中ではAcidしか使ったことないんですけど、SEQUELなんかも面白そうですね。


◆DTMで作り込む

実際に自宅で音源制作というと、この、DTMで作り込むという人が多いでしょう。

ただですね、DTMソフトってかなり判りにくいものが多いです。

初めて使う人にとっては、
音楽に詳しかろうがなかろうが、さっぱり判らない、
外部音源の音を鳴らすのも一苦労、録音するのも一苦労。
そんなソフトが多いですね。

そういう意味でも、上で紹介したループ主体の音楽制作から入ったほうが
苦労が少ないと思います。

ただ、もっと自分なりのフレーズ、アレンジ、それを主体にしようと思うと
やはりDTMソフトを使い、ちゃんとフレーズを打ち込む必要が出てきます。

また、リズムパートはループねたを主体に作り、
それ以外のパートは自分で打ち込むなり、楽器や歌を録音して重ねる。
そんなやり方だと、自分の個性もしっかりと表現しやすくなります。


今の時代、このDTMソフトをある程度使いこなせば、
かなりのことが自宅で実現できます。

実際僕が配信している音源ですが、すべて自宅で完結した制作です。

勿論、音が悪いとか、ミックスが良くないとか、リバーブかけ過ぎとか(汗)
色々、言いたい事はあるかもしれませんが
ネット上のMP3音源としては充分でもあります。

特に、つい最近まで、プロの出す音源でも
音圧競争が激化していましたから、CDの音質は良くないものが多かった!

椎名林檎さんの音源で、最初MP3で聴いてあまりにも音が悪く、
CDで買いなおしたものがあったんですが、CDもひどかった。

素晴らしいアルバムだけに結構残念なんですが・・・。


それを考えると、DTMでも結構いけると思います。

難点は、先ほども言ったとおり、
ソフトの使い方を覚えるのが大変ということがひとつ。

それと、結構高いソフトが多い、ソフト以外のハード
(オーディオインターフェースやマイク、ハード音源等)
を考えると、やはりそれなりのお金がかかる、ということでしょうか?


有名どころのシーケンサーソフトは、10万円位するようになってきました。

ですので、とりあえずは下位バージョンで充分ですし、
ハード機器(キーボードやオーディオインターフェース)にバンドルされているものから
使うほうがいいと思います。


先ほど僕が買ってしまったというヤマハのキーボードなんかは、
おまけに、シーケンサーソフト、ソフト音源、ループねた等がバンドルされていて
それでいて2万7千円からありますんで、結構お勧めです。


ワンポイントアドバイスとしては、

Midiに苦手意識がある人も多いと思うんですが、
とにかく音楽を作るんだ、という気持ちを忘れないこと。

僕もMidiは細かいエディットはしません。
気をつけるのは、音の長さと音の強さ、それだけです。

後はほとんどいじりません。

この、音の長さと音の強さ、
これが非常に重要になります。

そしてさらに、ちゃんと音楽になっているかを常に考えます。

打ち込みをやる人は、どうも細かいことの方を気にしすぎて、
逆に大事なことを見ていない、そう感じることが多いです。

細かいことよりも、全体を聴いてちゃんと音楽になっているか?
ちゃんと表現したいものなっているか?
変なチープ感が出ていないか?

そのあたりを考えた方がいいです。

シーケンスソフトに関しては、最近では
MacならLogic、WinならCubaseかSonarが定番になっているようですね。

もちろん、Macでデジパフォという方もまだ多いと思いますが。

この辺は本当に好きずきですし、何を選んでも大丈夫だと思います。

まずは、オーディオインターフェースやキーボード等にバンドルされているものから使ってみてください。


●ハードディスクレコーダーで音源制作

パソコンを使わずにハードディスクレコーダーで録音している方も多いと思います。

パソコンが苦手な方にはこちらの方がいいかもしれません。
スタジオに持ち込んで、バンドの他のパートの録音にも使えます。

ただですね、単純にパソコンが苦手だからと、ハードディスクレコーダーを使うと、
けっこう面倒くさく感じるかもしれません。

いくらハード機でも、考え方はパソコンと一緒のところがかなりあります。

特に最近は多機能なんで、ボタンを押せばそれでOKという訳にはいかず、
それぞれのボタンがかなり深い階層を持っていて結構なれるのは大変です。

僕はそれが面倒で、ほとんど使わず手放しました(汗)

だから、それと、録音したテイクをエディットするためにはやはりパソコンがあった方が便利です。

まあ、それでもスタジオに持ち込めるメリットは大きいですね。

個人でじゃなくてバンドで活動している場合は
けっこうMustな選択かもしれません。


ワンポイントアドバイスとしては、

これに関しては自分があんまり使ってないんで、あんまり言えないんですが(苦笑)

けっこう、ミックスが悪いものが多く感じます。

マスタリングのコンプのかけ方、またはドラムのコンプのかけ方、
この辺スカスカになっているのが多いかな。

音圧競争も問題ですが、つぶす所はつぶさないと余計に現実の音からかけ離れていきますから。


というところで、長くなっちゃんたんで今日はこれぐらいで。


PS

今日は、随分とここ最近の話題と違いますね。

やっぱり、キーボード買ったんで、嬉しくて久しぶりにDTMの事ばかり考えています(笑)。

しかも、これを書いている最中に品物が届きました。

実際さわった感想としては、かなり使えますねこれは。

本当に制作意欲が出てきましたよ!


PPS

しかし、これでLinuxに完全移行は出来なくなりました。

やっぱり音楽制作は、当分Windowsで行きます。

まあ、しょうがないですね。

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