◆共感を得る文章、反感を持つ文章
今回、初めて自分のE-Bookを発表してから、
何人かの方が、他のヴォーカル講座の情報を教えてくださいました。
大体が、「こんな詐欺っぽいやつが出てますよ」という(笑)
割と否定的な意見なんですが。
また、僕自身でも、
いくつかのヴォーカル講座のセールスページを見つけ読んでみました。
どれも、たぶん内容は悪くないと思います。(読んでないから内容は判りません)
ただ、内容とは別に気になったことが多々あって・・・。
それは、セールスページに関して。
どうしてみんなあんなセールスページになってしまうんでしょうか?
「自分がミュージシャンである」という拘りが全く伝わってこない、そんなものばかりです。
ヴォイストレーナーや、歌の先生は、もはやミュージシャンでは無いのですか?
まるで、ダイエット商品を販売するかのような「ベネフィット」ばかり並べ立てる。
(ベネフィットというのは、それを購入することで得られるもの、利点、というニュアンスです。)
デビュー前のプロが必ずやっているトレーニング法です!
アメリカの一流トレーナーの実践している方法です!
だから、
3日で音痴が治ります!
7日間であなたも上手くなれます!!
3ヶ月でプロ並みになれます!!!
というのばかりです。
これじゃまるで、ダイエット商品の宣伝。
アメリカで今一番人気、驚愕のダイエット法です。
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というのと、全く変わりません。
そんな言葉より、こっちとしては
「ミュージシャンとしてのあなた」の言葉が聞きたいのに。
いや、でもそんなセールスページをたくさん見たおかげで、
いろいろ気がついたことありました。
それはネットで、ミュージシャンとして自分を表現する上で大事なこと。
人は何に共感を覚えるかということ。(以前話した、「音楽への共感」とは違う意味の共感の話しです)
逆に、何に反感を覚えるかということ。
以前にも言いましたが、ネットの世界はまだまだ文章の世界です。
YouTube等のおかげで、映像や声による配信がかなり身近になった今でも
それでもやはり、文章の世界なんです。
まず、文章を読まれないと、次の段階に進めません。
文章を読まれないと、音源さえもそんなには聴いてもらえません。
音楽配信サイトに自分の楽曲をアップしても、黙っていては殆どダウンロードされないんです。
YouTubeに映像をアップしても、よほどの旬のネタにならない限り、
ほっておいては話題になりません。
そこにアクセスを流すにしても文章が重要になります。
自分の音楽をネットで拡げようとする上でも、
まだまだ文章が大切になる、そういうことです。
んで、今回気がついたというのは、
どんな文章が、より読んでもらえるか?
より共感を得られるか?
逆に反感を持たれる文章とはなんなのか?
読まれない文章とはなんなのか?
その辺のことが以前よりはっきりと判るようになってきたんです。
何かを販売したい、という文章を読んでいて、
続きを読みたい!と思う文章、逆に気持ち悪くて読んでいられない!と思う文章。
その差はいったい何だろうと?
それをここの所、ずっと考えていたんです。
それが大分はっきりとしてきました。
まだ、ちょっと抽象的な説明しかできないんですが、
今日はそのお話をしようと思います。
◆読みたい!と思う文章を書くために
今日は、その読んでもらえる文章を書くために
とりあえず三つのことが重要という話しです。
まだわかりにくい表現かもしれませんので、疑問に思えばメールをくださいね(笑)
それでは以下の3つのお話しです。
●拘り、そして立ち位置
●伝えるべき相手
●手紙という意味
一つずつお話ししていきましょう。
●拘り、そして立ち位置
まず一番大切なことなんですが、やはり「拘り」が重要だと思うんです。
書き手の拘り、話し手の拘り、
読み手は、確実にその書き手の拘りを察知します。
「拘り」というと非常にありふれた言葉に聞こえるかもしれませんが、
実は、これを持ち続けると言うことは、以外と難しいものです。
無料でブログ等で配信しているときには、しっかりとした拘りが感じられたのが
売る側にまわったとたんに、変わってしまう。
売る気満々、買ってほしい気持ち満々のセールスページを書いてしまう。
だからこそ、あんな文章になってしまう。
この「拘り」ですが、
結局自分は何者なのか?という原点がぶれてしまう、もしくは
自分が何者なのか?という原点がはじめから無い、
そういう状況だと、けっして「拘り」が生きてこないんです。
自分が何者であるか?
これは別に難しく考える必要はありません。
それに、特に若い人は、そんなに早い時期に自分を決めつけてしまうというのは危険です。
でも、例えば、
「音楽にかける情熱なら誰にも負けない!俺はその点で日本一である」
なんて思っている人はたくさんいるでしょうし、(また、たくさんいてほしい)
その拘りを中心に行動することは、年齢の違いも関係ありません。
「拘り」というのは「立ち位置」でもあるんです。
どこに立って、自分は発言するのか?
どこから自分は意志をのべるのか?
そう簡単に立ち位置がぶれていたら、言葉に信用は生まれません。
だからこそ、文章を書く前に、
自分の立ち位置をはっきりと決めておかなければいけないんです。
まず、これが何よりも大切なことです。
●伝えるべき相手
この伝えるべき相手をはっきりとイメージする、ということは
すでにあちこちで言われていることなので、今更という気もしますが。
要するに、誰に向かって話しているのか、
それをより具体的にイメージすることが大事、と言われています。
「みなさん」ではなく「あなた」に対しての文章なんだ、ということです。
しかもその「あなた」は具体的に実在する人間ならなおいい、ということです。
これはあちこちで言われています。
でも、ちょっと一言、言わせてもらえば、
僕は相手だけ決めても駄目だと思います。
先ほど言った、自分の立ち位置、自分が何者であるかもはっきりしていない者が
伝える相手だけ具体的にイメージしようとしたって、結局は形だけにしかならない。
例えば、自分の大事な家族をイメージして文章を書こうとしても、
自分がその家族の兄弟なのか、親なのか、または連れ合いなのか、
それによって、全く違う物になるはずです。
自分が誰なのか、はっきり判るからこそ、その対象がはっきりとイメージできる。
だから、相手だけ決めたって駄目なんです。
結局は文章がぶれてしまう。
形だけで「あなた」と言っても無駄なんです。
まあ、相手を決めると、自分も決めやすいということもあるとは思いますが(苦笑)
それでは、当然「拘り」が生まれてきません。
●手紙という意味
よく、販売ページの文章のことを「セールスレター」と呼びます。
宣伝文句ではなく、レター、「手紙」である、と言うことなんですね。
これは実は、販売ページだけでなく、メルマガでもブログでも当てはまります。
文章で表現する場合、「手紙」をイメージさせるとより相手に伝わりやすいんです。
手紙を読んでいるような気にさせる、そんな文章ですね。
ただし、現実の手紙と違う点があって、
現実の手紙の場合、特に日本人的な感覚でいくと、かなり畏まった、堅い文章になりますが、
ネット上で表現する手紙というのは、極力話し言葉をイメージさせる物のほうがいいです。
耳元で囁いてくれるような文章(笑)
まあ、そこまでじゃなくていいと思いますが、目の前で語りかけてくれるように感じる、
そんな文章が、ネット上での手紙、そう言えると思います。
なのにも関わらず、なぜかネット上で見かける文章は、大声で怒鳴りまくっている、
そんな文章が多い。
まるで、早朝の市場の競りのような、大きな声で、
凄いんですよ!
買わないと損ですよ!
あと100個しか残ってませんよ!
あと30分ですよ!
もうロスタイムですよ!
いや、これじゃちっと手紙じゃないですよ(苦笑)
そのくせ、そんな文章を書いている者たちは、自分の文章を「レター」と言う。
矛盾しています。
ちょっと余談ですが、僕もやっていますが
セールスページやE-Bookの中で、文字の色を変えたり、大きさを変えたりしている人がいます。
もちろんこれは意味があってやっています。
強調したいところ、大事なところ、読んで欲しいところを、他の文と差別化するためですが、
これをもっと簡単に言うと、
言葉で話しをしていれば、少し声を大きくしたり、間を開けて目立たせたり、
要するに、文章が話し言葉として、抑揚を持つようにするためでもあるんです。
話し言葉としてのダイナミクスを感じさせるように、
目の前に執筆者がいて、実際に話してくれているように、
そう感じるために、文字の色や大きさを変えているわけですね。
それを原点にしておかないと、ただ言いたいところだけ、文字を変えると、
目的を果たさなくなります。
僕の文章も、出来るだけ手紙を意識しています。
僕の書いた販売ページもどうすれば手紙を読むような感覚で読んでもらえるか?
それをずいぶん考えました。
まあ、罫線は今回余計かもしれませんが(笑)
それでも、僕が続きを読みたい、そう思うような文章は、
必ず、手紙を意識させるような、そんな文章。
そこに気がつき、僕もそうなるように努めていました。
さて、今日はここまでとしておきます。
まだちょっと説明が抽象的ですね(汗)
もう少し整理できた時点で、
僕なりの文章の書き方とか、また配布するかもしれません。
まあ、リクエストがあれば考えてみます(笑)
PS
ちょっと、文章と言っても、
今回、セールスページの話しに偏りすぎたでしょうか?
いや、他の文章を書くときも全く一緒なんですが。
特にメルマガには共通ですね。
それと、以前メルマガ発行講座の中でだけ話した、
ランディングページを作る場合に、非常に重要な考え方になります。
あのころ、自分自身が検証中だったんで、
ランディングページの具体的な作り方は話さなかったんですが
今なら、他の人とは少し違う話が出来るかもしれませんね。
時間があったら、それも一度まとめてみようかな?
PPS
そうそう、実はベネフィットだけでは人はあまり動きません。
ベネフィットは、買おうとほぼ決めている自分の気持ちを後押しする、
自分自身を説得するためには効果があります。
これは、本当に物を売ったことがある者なら判るはずです。
それに、音楽においてベネフィットって、なんかおかしくないですか?
もちろん結局はHowtoもの、って割り切っているなら構いませんが。
CDや、ライブ、それを見たい、とか欲しいとか、
そんな気持ちにベネフィットって全く無縁だし、音楽ってそんなもんじゃないでしょう、
と、思ってしまうんです。
PPPS
それと、最後になってしまい申し訳ありません。
E-Bookをご購入いただいた方、本当にありがとうございます。
今、その後のフォローメールを書いています。
また、質問やご意見、何でもお気軽にしてください。
よろしくお願いいたします。