2007年2月アーカイブ

この作詞講座の中でも何度となくいっていますが

作詞は歌詞であり、
メロディやリズムとひとつでなくてはならない、
という話。

今日はこの辺のお話。

といっても実は結構難しい話なんですよね。
これは。


実は日本語というのは非常に
リズムやメロディに乗せにくい言語だなんていわれています。


日本語をメロディどうやったらかっこよく乗るか
これは30年も前から試行錯誤されているわけなんですが
確かな回答なんていうものは存在しません。


逆に最近ではあまりこだわらなくてもいいという風潮も感じますね。

僕自身も英語らしく乗せる必要は無いのかな、と思います。


例えばサザンのデビュー当時、
独特な方法でこの問題を乗り切りました。

日本語と似た発音の英単語に置き換え
その英語の発音で歌う、
という手法。


サザン以後けっこうこれをしているシンガーがいますね。

でも、これはあんまりまねしないほうがいいと思います。

これは桑田圭祐というシンガーがいてこそ成り立つ手法です。
(余談ですが、サザンのデビュー当時、宇崎竜堂が
「俺ははっきり日本語を発音しないシンガーは嫌いだ!」とか批判したそうな)


とにかく、たった1文字でも意味のある単語が存在する日本語というのは
言葉数、文字数でも少なくなってしまい、
言葉でリズム感を作りにくい、という問題があるわけです。

この言葉でリズム感を作っていくためには
基本は出来る限り、音数と文字数を合せるという事が大事になります。

音数と文字数というよりは
場合によっては1音に1単語、

無理の無い合せ方で、1音に1単語。

そのほうがリズム感が出やすいですね。


曲先での作詞、作曲を薦めるのも
最初にメロディがあると作る段階で字数を考えながら作れるからです。
より、詞と曲を合せやすくなるということですね。

詞先から曲先の曲作りに移り変わったので
日本語のポップス作りが良くなったという人もいます。
(まあ、これは歌謡曲の職業作詞家の話でしょうが)


日本語を曲に乗せる努力の成果というのは

実はロックの世界より
ヒップホップの世界の人のほうが
うまい言葉の使い方をしていると思います。


実にうまくリズムに日本語を乗せています。
韻の踏み方も実にうまい。

多少意味が通らなくても
むりこしゃりこ合せて、かっこいい使い方をします。


この辺はロックのミュージシャンも見習うべきかもしれませんね。


ただし、ヒップホップ、ラップというのはメロディがなく
リズムオンリーです。
制約が少ないその分リズムに乗りやすいのかもしれません。


そうそう、
ラップの話が出たんで余談ですが


詞だけで読むよりも、詞をメロディとともに歌うと
詞というもののその持つ意味を、
何倍にも高めてくれる。

メロディが詞を
増幅してくれると思うんです。


当然逆に、メロディだけでは判らない意味も
詞は解説してくれますが。


詞が歌詞になったときに、ほんの一言が何倍にも膨れ上がる。


これがラップのように
リズムだけの上に詞が乗ると
思ったほど内容が伝わらない、詞が強調されない

そんな気がします。

ラップの歌詞は結構強烈な言葉を多用しているものが多いです。

汚い言葉なら、本当に汚い言葉を、
綺麗な言葉なら、恥ずかしくて普通なら言えないぐらい綺麗な言葉を。

そういう言葉がワンポイントで使われるのではなく
1曲の中にかなり頻繁に使われます。


これは、メロディが無いために
それだけ使っても気にならない、
若しくはそれだけ強烈じゃないと聞いている側に伝わらないから、
だからじゃないでしょうか。


メロディにうまく乗ると、例えば

「俺の話を聞け、5分だけでもいい」

なんて、本当にシンプルな、本当に普通の言葉が
忘れられないほどの強烈な言葉として
焼きつきます。


だからメロディとリズム、そして歌詞
これがひとつになると大きいんですね。


ちょっととりとめも無い話ばかりになりました(汗)


もう1,2回やってとりあえず作詞講座を終わりにします。

補足は気が付いたときに追加でやっていきますんで
作詞講座が終わっても、質問やご意見いつでもお待ちしております。

こちらまで
info@jakebox.net

月の本を読んで


先日、
「小さな宇宙人 アミ」

という本を紹介したんですが
その本と一緒に借りてきた本に

「月の本」

というのがありました。
こちらを参考に
http://tinyurl.com/ypgf3c

まったく知らない本だったんですが
ちょっと手にとって中身をみたらなんとなく惹かれて
一緒に借りてきたんです。


そこで、今日ちょっと仕事の合間に読んでみたんですが
これが、結構ツボだったんですよ。


内容は月の写真に伴い
様々な月のお話が添えられています。

エッセイ
神話
昔話
科学
ちょっと飛んでも系
月にまつわる「ことば」

こういったものが

神々しいほど美しくも、厳かな月の写真とともに
添えられています。


月の様々な描写
月の様々な話題
月の様々な人とのかかわり方。

月というものを中心において
本当に色んな物が導き出され表現されています。


僕は、すっかりインスパイアされてしまいました。


例えば、詞を作るとき、曲を作るときも
同じだと思うんです。


中心にイメージの元となるものを置いて
色んな角度、視点からその元となるものを広げていく。

でも、その元となるものは少しもぶれない。


作詞においてリライトという手法がありますが
本来は、目先の書き換えということではなく
こういう、イメージの広げ方をした上でのリライトでなくては意味がありませんね。


月というものを、こういう表現するのと同じように

海ならどう広げるか
地球なら
花なら
光なら
家族なら
初恋なら
夢なら
生や死なら
失恋なら


色んなイメージやアイデアが浮かんでくると思います。


神話ひとつとっても本当にイメージの宝庫です。

それぞれの国の昔ばなしひとつとっとてもイメージの宝庫です。


本当にいろんな意味で参考になりますので
良かったら読んでみてください。
(図書館にありますよ)


それと、僕の個人的には
実はラブソングは苦手ですが
自然系は大好きなんです。


自然に関する歌をこれからも作って生きたい。


そこで、上に書いたようなイメージの広げ方も大変参考になったのですが

じつは、次に書く曲の方向のアイデアももらった気がしました。

例えばですが、
ミニアルバム1枚を丸まる月のテーマで作ってみようかなあと。


今現在、僕が公開している7曲。
この7曲はミニアルバムとして考えているんですが、
このときのテーマは

「水瓶座の時代」

なんです。


現代は2000年周期の
魚座から水瓶座への過渡期。
というか水瓶座に入ったところなんていわれています。


混沌や争いの時代から
平穏と慈しみ、

その新たな時代への移り変わりの時期。

それをテーマにしたつもりです。
(まあ、なかなか難しいし終わってはいないんですが)


そこで次は月かそれに近いものをテーマにしようかと
この本を読んでいて急に思いたちました。


月をテーマのミニアルバム。


まあ、まだ判りません
でも、取っ掛かりが出来たかも。


年内には
(っておそい?)


形にします。
お楽しみに。

今日のお話は僕自身で検証できているわけではありません。

ですから、これは想像のお話。

こうすればいいかも?
というお話です。


アイデアのひとつとして聞いていただければ。


以前から何回かお話していますが
縮小傾向にあるCD販売、音楽産業。
その世界でデビューするためにはリスクがどれだけ小さいかが問われる、と。

いぜん書いた記事ですが

メジャーデビューへの近道とは?
http://jakebox.r210.net/2006/09/post_38.html

これも参考にしてください。

ようは、このアーティストをデビューさせても
これぐらいは売ってくれるだろう、
ということを判断できる、
判断するための実績、材料が大事だと。


そこで、以前の記事では

ライブ動員数
CD売り上げ

これにプラスしてこれからはネットでのダウンロード数なども
自分をアピールする実績つくりに役立つという話でした。


今回も、実績作りということは同じなんですが
違う切り口、角度から考えて見ます。


CDが売れない今の状況を逆に利用します。


日本において圧倒的な影響力を持つオリコンチャート。
このオリコンチャートの週間売り上げ100位って
どれくらいの枚数だか知っていますか?

参考に
http://homepage3.nifty.com/kt1980/chart/single/20070122.html


週によっても違うでしょうが少ないときは600枚台で100位なんです。


ということは少しマージンをとって
1000枚売ればオリコンチャートの100位に間違いなく入れるんです。
たった1000枚でオリコンのチャートに載ってしまうんです。


インディーズでオリコン100以内。
これはかなり具体的な実績ですよね。
メジャーのような宣伝費をかけないでの数字ですから。


まず、オリコン100以内を目指す。
その実績を持って音楽事務所やレコード会社に
徹底的にプロモーションかけるんです。


100位に入っても決して長続きはしないと思いますが
今回はそれはそれでしょうがないです。


あくまでも実績作りがメインですから。


問題はその1000枚をどうやって売るかです。


たとえばインディーズで
1000枚ぐらい軽く売ってるぜ!
という人もいるでしょう。

実際、CDをプレスするときは
1000枚単位のほうがコスト的にもいいですもんね。


でも、僕なんかだと1000枚というのは結構ハードル高いです。


ちなみに、この1000枚。
手売りは一切含まれません。
今回のやり方では全てオリコンがカウントする売り方でなくては意味がありません。


大事なのはオリコンがカウントする売り方。

小売店においてもらうというのは結構大変です。
自分で営業かけてもたいした成果はないでしょう。
(目的は1000枚を短期間に売ることですから)

また、小さなインディーズレーベルに登録してそこから流通してもらう。
これも、とても短期で1000枚は無理です。

なら、どうするか。
自分で売ることをもう少し別の視点で考えましょう。


まず、販売にはamazonを使います。
amazonの売り上げはオリコンにカウントされます。
決済や発送の手間もかからないし、
なにより変なインディーズレーベルのサイトで買うより
リスナーにとってはるかに信用があります。

手数料は40パーセント取られますが小売店に置いたって大して変わりません。
僕はamazonのブランドと信用、手間の軽減を考えれば安いと感じます。

amazonの登録に関してはこちらを
http://advantage.amazon.co.jp/gp/vendor/public/join


あとは、どうプロモーションするかですが、


僕なら、メルマガ、ミクシー、マイスペース、ブログ
この辺を使います。

具体的には半年、若しくは1年先を目処に計画を立てます。
メルマガで濃い読者を3000名作り上げること目指し
その間、読者のためになるような情報を紹介していきます。


ミクシー、マイスペース、ブログなどからも、
メルマガの読者になってくれるような情報を提供していきます。

とにかく、徹底的に情報を提供することでファンと信用を作っていきます。


自分から与えられるものがあるときは全て自分から与えていく
そういうスタンスですね。
これに半年以上、出来れば一年かけます。

たまには自分のサンプルなどを紹介しながら。


そして1年後、短期で一斉に自分のCDを紹介します。


もし濃い読者3000名がそのときにいるのならば
間違いなく1000枚は可能な数字です。


でも、これをやる人はいないでしょうね。

かなり大変なことですから。
でも、手売りやビラ配りなんかより絶対効果があります。

そうそう、この場合のメルマガは自分のファンメルマガなんて駄目ですよ。

そんなの発行しても誰も読者になんかなってくれません。
読者の人たちが望む情報を提供するメルマガそんなのがいいと思います。


それと、ダウンロード販売はこの場合しないほうがいいですね。
音楽配信はあくまでもサンプルでしていきます。


そして、もしそれが達成できたなら
その、オリコン100位以内達成を売りにして
様々な会社へアプローチします。

アプローチ先はこの辺を参考に。
http://www.musicman-net.com/


オーディションより直接手紙などでアプローチしたほうがいいかもしれませんね。
常に募集のテープ審査みたいなのでもいいですが。


大きなオーディションやスポットのオーディションは
なんか信用しにくい面もあるし。

まあ、今回の話は冒頭にもお話したとおり
僕の想像というかひとつのアイデアとして捉えてもらえば。


ただこの手法、別にオリコンやメジャーデビューを考えない人にも効果あると思います。
いや、そういう人にこそ向いているかな。
その時は短期に紹介するということは考えず、少しずつ広げていけばいいと思います。

あっ、こう話していると
僕がこのメルマガでしようとしていることがそれだろう?
なんて、思われるかな。


僕はちょっと違うことを考えてメルマガ発行しています。


最近は特にそうですね。


次回、ちょっと原点に戻って僕がメルマガを出している理由
その辺も触れてみましょう。

MySpaceがアーティスト登録を開始しました


すいません、この話題ちょっと古いですか?

僕がマイスペースがアーティスト登録開始したのに気が付いたのが
一週間ちょっと前なんです(汗)
だから実際はもう少し前から始まっていたと思います。


昨年の開始時点でアーティスト登録できなかったんで
一般登録したまま完全放置状態だったんですが

先日、Friendリクエスト(ミクシーのマイミク申請みたいなもの)が珍しくきたんで
サイトを見て回ったらアーティスト登録出来るようになってました。


今週ちょっと忙しくやっと昨日、アーティスト登録出来ました。


そこで、まだ何にもわかりませんがお知らせをかねて
ちょっとした感想を。


マイスペースが日本で始まってから結構メディアでも紹介されていますが
やはり、日本人の嗜好にマッチするのかどうか
そのへん、結構疑問視している声も多いようです。


参考記事

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT0g000015112006

この記事は音楽配信メモの津田大介氏の記事ですが
たしかに、今現在の様子を見ると
ベータ版とはいえ非常に使いにくい印象があります。
さらに、日本独自の路線というのは今のところまったく見えないですね。


実際、使ってみると
もともとデザインの自由度がひとつの売りのはずなんですが
とにかくカスタマイズしにくいという印象があります。

日本の無料ブログのように至れり尽くせりという感じではなく
なんか独特の癖があります。

普及してくれば解説サイトも増えてくるし
国産のカスタマイズツールも出てくるとは思うんですが
今のところhtmlとかまったくわかりません、という人には
意味がわからないと思います。

もちろん、カスタマイズせずデフォルトで使う分には関係ないですが
やっぱり、いろいろいじりたくなりますもんね。

カスタマイズの仕方で
一応参考になるサイト載せておきます。

http://www.myspace.com/penpen_kanako

http://blog.livedoor.jp/mycustom/archives/50689569.html


この2つのサイトでかなり判ると思います。

変なのが、プロフィール編集の中のBIO(バイオグラフィ)
この項目の中でバイオグラフィの文章と一緒に
バックグラウンドの色や文字色、背景まで指定しなければいけないということ。


これに気が付くまでえらい時間がかかった。


慣れると確かに自由度は高いけど、素材は自分で用意しなければいけない、
海外には素材を提供しているとこも多いようですが。


そうそう、さすがに楽曲のアップとかはスムーズですし
判りやすいです。

楽曲数はご存知の通り4曲まで。


昨日、登録したばかりなんでプロモーション効果、
音楽配信サイトとしてどうなのかその辺はまだ良くわからないんですが
せっかくですのでしばらくマイスペースをメインに活動してみようと思います。


ソフトバンクの孫社長はマイスペースを日本一のSNSにする、
と言っているらしいですが、
マイスペースのスタッフが言っている通り
マイスペースはSNSとは確かに違うもののような気がします。


どちらかといえばブログのついたYouTube。
そんな感じじゃないでしょうか。


個人的には、いろんな意味で
ミクシーとは違う広がりを見せるような気がします。


たとえば、日本の音楽配信サイト
今まで、一リスナーとして音楽配信サイトにアクセスするユーザーが
国内にどれだけいたんだろうか?


音楽配信サイトにアクセスする人は
ミュージシャンばかりだったんじゃないどろうか?


メジャーや半メジャー
そういうミュージシャンを抱えているサイトがやはり強い
そういう構図になっていたと思います。


マイスペースはその壁を低くしてくれる。


かどうかまだわかりませんが、期待感はありますね。


しばらく検証して結果を
このメルマガでシェアしたいと思いますのでお楽しみに。

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そうそう
リライトでシチュエーションを変えるという話の中で
時間軸をずらす、という話をしました。


そこを自分で読んでいて、
そういえばその時間軸をずらすという手法で
いい曲があったなあと思い出したんです。

それは、寺尾聰の二季物語。


この曲、題名どおり二季、
冬と夏を書いています。


冬から始まり、
そこに恋人の訃報が届く。
悲しみの中で思い出されるのは
楽しかった夏の日々。

一番が冬。
二番が夏。

しかも夏の楽しい季節はもう完全に曲のアレンジ変えている。
悲しい冬のアレンジから楽しい夏のアレンジに。
詞と曲が完全にひとつ。

もう25年位前の曲なんですが
曲もアレンジも演奏も詞も
抜群にうまい人たちが集まって作られています。
ちなみに作詞はたしか女性。

この当時のアルバムほとんど女性の方が詞を書いていたと思います。
本当にかっこいい男性を書いてるんですが
男では恥ずかしくてかけないかも。
あまりにもかっこいいから。


なんにせよ、当時カセットテープでよく聞きました。
今剛のギター、井上鑑のキーボード。


そこで検索してみたらなんとリバイバルで出してるじゃないですか!!
(って、リバイバルなんていわない?)


しかもYouTubeで出ている。
早速自分のブログに貼り付けました。


どうやら、今剛、井上鑑が参加しています。

アレンジははっきり言って元歌のほうがいいけど。
(って、なんで最近なんでもかんでもあんなこじゃれたジャージーサウンドにしてし
まうんだろう。)

まあそれでもすごいですけど。


ちょっと必見です。
自分でもびっくりしたんで急遽メルマガ出すことにしました。

字が小さいですが字幕も出ます。

前置きが長くてすいません。

でも是非みてほしいです、すぐ無くなるかもしれないから。

それでは紹介です。

寺尾聰 - Re-Cool 二季物語



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4 起承転結

文章やストーリーを考えるときの、王道であるのが
「起承転結」といわれています。


例えば4こま漫画。


4コマ漫画は完全に「起承転結」の世界で成り立っていますね。
美しいほどに(笑)


僕は作詞において「起承転結」は
そんなにこだわるべきことではないと思いますが
ストーリーやイメージに迷ったら「起承転結」を
ベースに考えてみるのもいいと思います。


Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ
みたいな構成で、サビに「転」を持ってくるとか

2番に
Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ
のような構成にしてCメロに大きな「転」を持ってくるとか


曲の構成に
「起承転結」を当てはめて考える。


かなり、作りやすくなると思います。

僕自身は、前回言ったとおり、
導入部分で結構悩んで、
あとサビには一番強いイメージを持ってくるようにします。


前と後ろを考えて、その中間をつなぐという感じ?
ちょっと違うかな。

とにかくサビに一番強いイメージですから
「転」ということにはこだわっていないんです。


ただし、起承転結の考え方は大事だと思いますけど。



またまた余談ですが

何回か話していますが、
僕は絵をイメージして詞を書くタイプ。
その反対に、物語を拡げるように詞を書く人もいるわけです。

だいたいの人が、この中間というか
曲によって違ったりしていると思うんですが、


この、物語のような詩を書く人、
どちらかといえば女性のほうが多いかも知れませんね。
そういう詞のファンになる人も女性のほうが多いかな?

例えばAIKOとか、そういうタイプだと思います。


男性で言えば、さだまさしさんとか
本当に物語ですよね。

関白宣言
親父の一番長い日
雨宿り
パンプキンパイとシナモンティ

どれも、途方も無く長くて物語です。

「パンプキンパイとシナモンティ」の歌詞なんて
2丁目の交差点から17軒目で時々走って2分と15秒
平均112、3歩目にわれ等がコーヒーベーカリー安眠がある

なんて考えられないような書き出しで始まります。
(しかし、中学生で覚えた歌は忘れない。汗)


こういう詞の場合は起承転結が必然になりますね。
というか物語を作るうえで自然と意識するようになるでしょうし
また、ストーリーで迷ったら起承転結という最初に戻ることが有効になります。


「起承転結」
詞を書く方向に迷ったら考えてみてください。


5 サビ

前の章でも少し触れましたが
やはり、曲というものの中で
サビの持つ意味や支配力というのは絶大です。


メロディもサビに向かってAメロやBメロが奏でられる。
サビを惹きだたせるために
Aメロ、Bメロがあるといってもいいと思います。

しかも、ほとんどの楽曲はサビが一番高い音を出しています。
一番強い想いを伝えるために。


ですから詞もそうならなければいけません。

サビに一番強い想いがなければいけません。
サビに自分が一番表現したいものを持ってこなければいけません。

その意味でインパクトが必要になることもあると思います。

登山でいえばサビこそが山の頂上。
(山登りしない人には訳わかんない比喩ですね、汗)

これが基本です。

もちろん例外もありますが
サビで表現したいものを伝える。
これが基本なんです。



6 2番、3番について

あえて書くほどのことは無いかも知れませんが
2番や3番を書くときに躓くこともあるかもしれませんね。

まあ、最近は3番とかあんまり無いんですが。


ストーリーを追っている人は、当然ストーリーを拡げて行くんですが

それ以外の場合通常は、ストックしてあるフレーズで使ってないものを
あてはめたりしていると思います。

それでも言葉に詰まったとき、
そのときのヒントです。


この場合、リライトということが生きてきます。

意味を変えずに、言葉を変える。
これが基本とすると、
単純に異音同義語を使うのもいいんですが、


シチュエーションを変える
例えば、
1番が山の話なら2番は海の話
1番が現在の話なら2番は過去の話
1番が自分の立場からなら2番は相手の立場からの話


この、シチュエーションを変えるは
ストーリーを追ってる人でも役立つかな。

主人公の周りの設定を変えてみるということですね。


あと、結構多いのが「韻」を中心に考えるということ。
「韻」を踏む。

同音異義語、
少々意味が違っても
無理やりでも勢いで合わせちゃう(笑)

最近は多いですけどね。

韻を踏んでると確かにきれいですから
いいと思います。

まあ、「韻」についてはまた後ほど触れますが
こういうリライトもありでしょう。


物事を対比させたり、
裏表の2面性を考えたり
少しだけ(もしくは大きく)時間軸を動かしてみたり


そうやってイメージを拡げてみる。
これが効果的です。


ただし気をつけることは

絶対に中心のテーマはぶれないこと。
一貫してイメージはぶれないこと。

これは絶対です。


ここだけは気をつけてください。




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前回までの作詞講座で
とにかくイメージを拡げていく作業をしてきました。


その中で自分が想いもしないイメージに辿り着いた人もいるでしょう。

より一層最初のイメージが強くなり、
描きたいことがはっきりした人もいるでしょう。


また、


やっぱり何を描いていいか判らない、
という人もいるかもしれません。

その場合、最初のイメージの選択が悪かったのかもしれません。
違うものでチャレンジしてみてください。
詞のもとのネタ、イメージ本当にたくさん転がっています。
出来ない、と
決してあきらめないでください。


さて、何を描くか
これが決まったら
次は実際に詞を作っていく、「組み立て」の作業です。
今日からその辺についてお話します。

1 タイトル(仮題)を決める?

通常詞を作るときって、たぶん

「まず、タイトルを決めましょう!」

とか言うことを言われると思います。


でも、僕が今まで話した方法だと実は既に仮題は決まっています。

最初に一番大きなイメージを決める所から始めてるから。

例えば僕なら「子供の瞳」と。
もう、これがタイトルになってるんです。

あなたが最初に決めたイメージ、
それが仮題ですね。


色々な本などで
最初にタイトルを決めましょう
という話があるのは、イメージをはっきりさせるためです。


僕自身はタイトルってそんなにこだわりないんですけど。

まあ、仮題をつけておいて
作り終わってからまた考えればいいと思います。

ああでも、ヒット曲を作りたい人、
そんな人はタイトルは結構重要ですよ。
よく練ったほうがいいでしょうね。


2 導入部分、大切なのは一言目?

実は、詞を組み立てていく中で一番難しいのは
僕は最初の一言だと思います。

サビよりも一言目。


これは表現すると言う意味でもそうなんですが、
詞を作るという意味でもそうです。


この一言目に詰まって詞がかけない人
とても多いと思います。


逆に最初の一言目が決まると
後はスムーズに描ける人も多いんじゃないでしょうか?


この導入部分、難しいですね。


これを乗り越える方法って
とにかく描く、ということしか想い浮かびません。
すいません(汗)


でも、とにかく描き始めてしまう。
それが大事なような気もします。
描き始めることができれば、最後まで意外とスムーズに行くかもしれません。
そして、後から訂正する。それでかまいません。


それと、特に初心者の方
最初から大作を作ろう!なんて構えすぎないでください。

最初はとにかく1曲つくる。

これが何よりも大事ですから。

それと、聞き手も最初の言葉は結構聞いています。
サビほどのインパクトは無くても結構耳に残るんですよ。

そういう意味でも大事ですね。


3 フレーズに関して

前回にもお話しましたが
いいフレーズを閃いてそこからイメージを拡げる。

こうやって詞を作る人は多いと思います。


でも実は、そのフレーズのイメージが希薄だと
結構、後が続きません。
だから最初にイメージを濃くする作業が必要なんです。


何度もやっていくうちに、作業ということを意識せずに
自然とやっていることなんですが。


僕自身は特にフレーズには拘らないんですが
でも、やっぱり魅力的な言葉遣い、
魅力的なフレーズが出てくる人にはあこがれます。


どうすれば、それができるようになるか?

僕がやっていることをいくつか話しますと、


●何か思いついた言葉は必ず書き留める。

実は結構これが効果あります。この癖をつけると思いもよらない言葉
思いもよらないフレーズがストックされます。


●日常的な事、自分の体験などに対して必ず視点を変えて考えてみる。

実は、フレーズやボキャブラリーというのは、
人と違う視点から生まれてくると思います。
結構、天邪鬼な僕は人と違う視点持つ、持とうとする
そんなひねくれたところがあります(笑)
でも、それも結構大事だなあと感じます。


●考えることだけでなく、実際に書くことになれる。

頭の中にあることをアウトプットするというのは、
その方法によって出てくることが違ってくると思うのです。

例えば、言葉の表現の巧みな人が、必ずしもいい詞を描けるわけではありません。

逆にいい詞が描ける人が、説得力のある魅力的な話し手になれるわけでもありません。

いい詞を描くということは、書くという表現に慣れる必要があります。

詞だけでなく、日記でも、ブログでも
もちろん手書きでも、とにかく書くということに慣れる必要があると思います。


●絵や映画、小説などをブレインダンプしてみる。

これは実際に自分でやっているわけではないんですが、
絵や小説、映画でもいいですが、
それを見て思いつくことを全部ブレインダンプしてみる。
これも効果あると思います。

1枚の絵から徹底的に思いつく言葉を並べても見てもいいし、
絵を言葉で説明してみてもいい。

こういうことがずいぶん自分の感性を刺激してくれると思います。

余談ですが
そういえば僕も夏目漱石のある小説に出てくる夢の話
これ自分の曲のイメージに使ったことがあります。

小説の名前を聞けば誰でも知っていて、読んだことある人も多いでしょう。
もちろん、曲を聴いても判らないとは思いますが。


これ以外ではやっぱりいい曲を聴いたり、いい詞をよんだり
いい小説を読んだりとかも大事でしょうね。

ちょっと長くなってきたんで今回はここまでとしましょうか。

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