◆音源制作のあれこれ
今年の初めに立てた目標の中で「音源制作」というものがあります。
久しく、楽曲を作ってないんですよ。
ここ1年でやったことと言えば、他人の曲のアレンジと、音声配信用のBGMを作っただけ。
だから今年こそ自分の音源を、しかも出来ればアルバムとして制作したい。
そういう目標を年初に立てました。
今まで公開していた音源も仮歌のテイクのままでしたので、
(僕は基本的に、曲もアレンジも詞も、同時に考えるんで、
忘れないように仮に録音したテイクのまま公開していました(汗))
アレンジも歌の録音も全てやり直し、更に新曲も7曲ぐらい加えてアルバム作りたい、
そう考えています。
で、そのために今月から動き出すつもりで、久しぶりにネットでDTMの情報をあさっていたら、
いや、ハードもソフトもずいぶんと新しいのが出てきていますね!
特にギター関連の音源がもの凄いことになっている。
僕は、ギターに関してはかなり拘りがあるため、
逆に今まで自分の曲でギターをほとんど入れていませんでした。
打ち込みで、ギターらしさを表現するのはかなりのスキルと、環境(機材、ソフト等)が必要だったし、
それほど手間をかけても、効果の程は「?」だったんです。
だから、ほとんどギターを入れないアレンジをして、
それがいい形で僕らしさを作る要因になっていたと思います。
でも、最近ではずいぶんといいものが出てきているようですね。
で、ギター音源を買おうかななんて思いながら、
更にネットを徘徊していたら、ちょっと良さげなものを見つけ、思わず買ってしまいました!
それはこれ(アフィリリンクじゃありませんよ(笑))
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/cmp/kx/
ヤマハのキーボードですね。
レビューはこちらを参考に
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080225/dal315.htm
DTM等の入力用のキーボードなんですが、付属のソフトが中々凄いんです。
もちろん入力用のキーボードは持っていたんですがね(汗)
付属のソフトと、シーケンサー(作曲ソフト)のコントロールしやすさで、ついつい・・・。
まあ、制作環境が変われば、制作意欲もかなり違ってくるだろうと言うことで(笑)
またこのキーボード、これからDTMを始めるという人には、とてもいい選択肢だと思います。
これとオーディオインターフェースがあれば、とりあえずかなりの所まで音源を作り込めるでしょう。
そこで、今日はDTMを含め音源制作のスタイルというか
音源制作をするためになにが必要か?というお話しをしようと思います。
◆音源制作のスタイル
まあ、スタイルというほどたいしたお話しではなく(汗)
特にこれから、自分の音源を制作したい、という初心者の方に向けてのお話しです。
一応ワンポイントアドバイスも付けておきました。
最近では「初音ミク」なんてものが随分と流行っているようで、
あんなこともやってみたい、なんて人も多いと思います。
(僕自身は、自分で歌えばいいのにと思いますが(汗))
また逆に、プロのエンジニアを雇ってレコーディング、
なんていうのも中々手が出ないでしょうから、あくまでも手の届く範囲のお話しです。
ただ、パソコンの普及のおかげで、今の時代本当に多くのことが自宅で出来るようになりました。
また、僕のように楽器が出来なくなった身にとってDTMはまさに自分のためにあるようなもの、
と、思えるぐらいありがたいものです(笑)
音源を作る、ということも決して大変なことではないんで、
ぜひまだやったことがないという方は、チャレンジしてみてください。
●ループ主体の音源制作
このループ主体の音源制作、今では結構主流かもしれません。
DJ等のリミックス音源を作りたい人だけではなく、普通の楽曲制作でもかなりのことが出来ます。
ちなみにループというのは短いフレーズ(1小節以下ぐらい)を繰り返し鳴らすこと。
各パート毎のループねたをトラック上に並べ曲にしていくというやりかた。
MacのガレージバンドやAcid、この辺のソフトがそういうスタイルですね。
今まで作曲なんかしたことがない、という人はぜひこのあたりから入ってみてください。
ソフトを購入すると、だいたいが初めから数多くのループねたが付属されていて、
ただそれを適当に並べるだけでも曲らしいものが簡単に作れます。
意外なループに、別の意外なループを重ねると、思っても見なかったような曲になったりして、
アレンジのコツ、というか、イメージを養うのにもいいです。
その、ループを並べたトラックの上に、自分で作ったメロディを歌や楽器でのせるだけで
オリジナル曲の完成、と言えるようなものが作れてしまいます。
ただし、このループねた主体の音源制作ですが、欠点がひとつあり、
それは、「自分らしさ」を作ることが難しいということ。
どうしても、「ループの個性」に引きずられてしまうんです。
それと、複雑なコード進行を使いたい人や、
メロディから曲を作るという人にはあまり向いていないということ。
でも、本当に音楽ソフトを初めていじる、作曲をどうやってしていいか判らない、
そんな方はぜひこの辺からやってみてはいかがでしょうか?
ワンポイントアドバイスとしては、
このループ主体の楽曲制作の場合、あまりにも簡単にネタを加えていけるんで、
オーバーアレンジになりがちです。
だから、ちょっとシンプルに、少し足りないかなあ?ぐらいのアレンジのの方が
結果的にいいものになりやすいです。
それと、先ほど「ループの個性に引きずられる」と言いましたが、
回避策として、どのパートを自分のフレーズにするか?
ということが重要になります。
ギター1本だけ自分のフレーズ、歌だけ自分、
これだと凄く借り物の雰囲気になってしまうんで、そのへん気をつけてみてください。
参考によく使われるソフトをリンクしておきます。
GarageBand
http://www.apple.com/jp/getamac/tunes.html
ACID MUSIC STUDIO 7
http://www.hookup.co.jp/software/acidmusic/index.html
Ableton Live
http://www.h-resolution.com/ableton/index.html
SEQUEL
http://www.distribution-steinberg.jp/products/sequel/
MIXTURE
http://www.ssw.co.jp/products/mixture/index.html
この中ではAcidしか使ったことないんですけど、SEQUELなんかも面白そうですね。
◆DTMで作り込む
実際に自宅で音源制作というと、この、DTMで作り込むという人が多いでしょう。
ただですね、DTMソフトってかなり判りにくいものが多いです。
初めて使う人にとっては、
音楽に詳しかろうがなかろうが、さっぱり判らない、
外部音源の音を鳴らすのも一苦労、録音するのも一苦労。
そんなソフトが多いですね。
そういう意味でも、上で紹介したループ主体の音楽制作から入ったほうが
苦労が少ないと思います。
ただ、もっと自分なりのフレーズ、アレンジ、それを主体にしようと思うと
やはりDTMソフトを使い、ちゃんとフレーズを打ち込む必要が出てきます。
また、リズムパートはループねたを主体に作り、
それ以外のパートは自分で打ち込むなり、楽器や歌を録音して重ねる。
そんなやり方だと、自分の個性もしっかりと表現しやすくなります。
今の時代、このDTMソフトをある程度使いこなせば、
かなりのことが自宅で実現できます。
実際僕が配信している音源ですが、すべて自宅で完結した制作です。
勿論、音が悪いとか、ミックスが良くないとか、リバーブかけ過ぎとか(汗)
色々、言いたい事はあるかもしれませんが
ネット上のMP3音源としては充分でもあります。
特に、つい最近まで、プロの出す音源でも
音圧競争が激化していましたから、CDの音質は良くないものが多かった!
椎名林檎さんの音源で、最初MP3で聴いてあまりにも音が悪く、
CDで買いなおしたものがあったんですが、CDもひどかった。
素晴らしいアルバムだけに結構残念なんですが・・・。
それを考えると、DTMでも結構いけると思います。
難点は、先ほども言ったとおり、
ソフトの使い方を覚えるのが大変ということがひとつ。
それと、結構高いソフトが多い、ソフト以外のハード
(オーディオインターフェースやマイク、ハード音源等)
を考えると、やはりそれなりのお金がかかる、ということでしょうか?
有名どころのシーケンサーソフトは、10万円位するようになってきました。
ですので、とりあえずは下位バージョンで充分ですし、
ハード機器(キーボードやオーディオインターフェース)にバンドルされているものから
使うほうがいいと思います。
先ほど僕が買ってしまったというヤマハのキーボードなんかは、
おまけに、シーケンサーソフト、ソフト音源、ループねた等がバンドルされていて
それでいて2万7千円からありますんで、結構お勧めです。
ワンポイントアドバイスとしては、
Midiに苦手意識がある人も多いと思うんですが、
とにかく音楽を作るんだ、という気持ちを忘れないこと。
僕もMidiは細かいエディットはしません。
気をつけるのは、音の長さと音の強さ、それだけです。
後はほとんどいじりません。
この、音の長さと音の強さ、
これが非常に重要になります。
そしてさらに、ちゃんと音楽になっているかを常に考えます。
打ち込みをやる人は、どうも細かいことの方を気にしすぎて、
逆に大事なことを見ていない、そう感じることが多いです。
細かいことよりも、全体を聴いてちゃんと音楽になっているか?
ちゃんと表現したいものなっているか?
変なチープ感が出ていないか?
そのあたりを考えた方がいいです。
シーケンスソフトに関しては、最近では
MacならLogic、WinならCubaseかSonarが定番になっているようですね。
もちろん、Macでデジパフォという方もまだ多いと思いますが。
この辺は本当に好きずきですし、何を選んでも大丈夫だと思います。
まずは、オーディオインターフェースやキーボード等にバンドルされているものから使ってみてください。
●ハードディスクレコーダーで音源制作
パソコンを使わずにハードディスクレコーダーで録音している方も多いと思います。
パソコンが苦手な方にはこちらの方がいいかもしれません。
スタジオに持ち込んで、バンドの他のパートの録音にも使えます。
ただですね、単純にパソコンが苦手だからと、ハードディスクレコーダーを使うと、
けっこう面倒くさく感じるかもしれません。
いくらハード機でも、考え方はパソコンと一緒のところがかなりあります。
特に最近は多機能なんで、ボタンを押せばそれでOKという訳にはいかず、
それぞれのボタンがかなり深い階層を持っていて結構なれるのは大変です。
僕はそれが面倒で、ほとんど使わず手放しました(汗)
だから、それと、録音したテイクをエディットするためにはやはりパソコンがあった方が便利です。
まあ、それでもスタジオに持ち込めるメリットは大きいですね。
個人でじゃなくてバンドで活動している場合は
けっこうMustな選択かもしれません。
ワンポイントアドバイスとしては、
これに関しては自分があんまり使ってないんで、あんまり言えないんですが(苦笑)
けっこう、ミックスが悪いものが多く感じます。
マスタリングのコンプのかけ方、またはドラムのコンプのかけ方、
この辺スカスカになっているのが多いかな。
音圧競争も問題ですが、つぶす所はつぶさないと余計に現実の音からかけ離れていきますから。
というところで、長くなっちゃんたんで今日はこれぐらいで。
PS
今日は、随分とここ最近の話題と違いますね。
やっぱり、キーボード買ったんで、嬉しくて久しぶりにDTMの事ばかり考えています(笑)。
しかも、これを書いている最中に品物が届きました。
実際さわった感想としては、かなり使えますねこれは。
本当に制作意欲が出てきましたよ!
PPS
しかし、これでLinuxに完全移行は出来なくなりました。
やっぱり音楽制作は、当分Windowsで行きます。
まあ、しょうがないですね。